2012年10月13日土曜日

7月4日(水) 街のオリエンテーション




【インスブルックの目抜き通り、マリアテレジア通りの向こうにノルトケッテの山並みが見える】

最初の1夜が明け、午前中2時間ほど、現地駐在員モラスさんの案内で、滞在に必要な街のオリエンテーションがあった。

まず、宿泊ホテル前の徒歩1分の中央駅へ行く。
時刻表の見方、プラットホームの様子、切符購入の仕方などを確認。駅の地下には、インフォーメーション・センター、スーパーマーケットはじめ、衣食住に関する店舗が並び、生活に必要なものは大半、叶えられる。地下街は、ホテルのエレベーターで直接つながっているから、超便利。

中央駅の隣りは、バス発着所で、街中の移動はもちろん、郊外へ出かける路線が多いから、研究の余地あり。駅前には郵便局もある。

その後、街最大の百貨店、庶民の胃袋を担う市場、旧市街のポイントになる建造物、美味しいと言われるレストランなど、地図を片手に場所を確かめながら、歩いた。

今日の昼食はホテルのレストランで。
参加者12名(夫婦5組と姉妹1組、ほぼ同年代)が顔を合わせ、自己紹介をしながら名前を確認した。

インスブルックの北側の山脈・ノルテケッテが、ホテルの部屋から見える。その輝きに誘われて、夕方、イン川沿いのプロムナードを歩いた。
やや白く濁る雪解けの水量が滔々と流れるイン川には、古くから橋がかかっていて、「イン川の橋」から「インスブルック」の地名が始まったという。
川の岸辺に立つと、ノルトケッテの向かい側にも山並みが連なって、街に迫る自然の要塞になっている。インスブルックが、アルプス山脈を横切る峠やイン川の流れによって、東西南北をつなぐ交通の要衝であることがわかった。

散歩の帰りに、中央駅の案内所でいくつかの時刻表をもらい、スーパーマーケットで、買物をした。缶の形からビールを買ったつもりだったが、ビールにレモンジュースを入れたアルコール度2パーセントの飲み物の「ラドラー」。喉を潤す準備をした夫は落胆し、ほのかな甘みがあって口当たりがよいので、私には好都合。
ドイツ語表記に慣れるまでは、こんな失敗もあるの巻。

【補足】夫が現地から送った旅行記が彼のブログにあります。この項目については以下を参照してください。
http://masaquar.blogspot.jp/2012/07/blog-post_05.html

0 件のコメント:

コメントを投稿