2012年11月18日日曜日

7月10日(火)⑤レストランでチロル民謡を楽しむ




【夕食メニューに選んだウィンナー・シュニッツェルの巨大さに驚いた】

通りを歩いているときに、チロル民謡の生演奏の広告を見つけた。演奏開始は8時で、ガストホフ(ドイツ語圏特有のレストラン付きホテル)「キルヒェンヴィルト」が会場になっている。1度ホテルに戻ってから、ここで夕食を済ませてライブを聴くことにした。

夕食体験は、言葉が通じないもどかしさ、情けなさ、可笑しさを、充分に味わった。その顛末は・・・。
ウエイター&ウエイトレスには、まったく英語が通じない。私たちはドイツ語メニューは読めても、料理の詳細がわからない。
ここもオーストリアだから、「ウインナー・シュニッツェル」と言えばわかるだろうと注文したが、キョトンとして通じない。牛の鳴き声をしながら絵を描き、手振り身振りで注文すると、「おお、ピッグね。OK」と言う。
夫と顔を見合わせ、どんな料理が出てくるかと、興味津々で待った。

大きな大きなウインナー・シュネッツェルの皿が出てきて、見ただけで満腹になった。夫はサンダーという魚のフィレのソテーを注文。これまた驚異!の大皿で供された。

この辺りは、楽器チターの発祥の地だし、クリスマス前後に歌われる「聖しこの夜」を世界的に普及させた人物がいたし、音楽活動が盛んな土地らしい。

演奏は「Zillertaler und Sie Geigerin(”ツィラタール仲間と女性バイオリン弾き”楽団)で、聴いている観客には先刻お馴染みのチロル民謡が次々に演奏される。
合間には、落語的?、漫才風の掛け合い?があり、笑いがドッと起こる。曲に合わせて、次々にダンスに興じる人が増えていく。

奏者と客の陽気なやりとりはドイツ語だから、料理の注文と同じく、内容はさっぱりわからない!。だが、歌詞は知らなくても、中には曲は聴いたことがあるから、ハミングしながら体を揺らせたり、手拍子を打ったり。
賑やかな雰囲気を楽しんだ。
(演奏中の楽団の画像は、④で引用した夫のブログ記事にあります)

日中の悪天候を吹き飛ばすような、二人旅の1日目は、無事に終わった。

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