2014年11月1日土曜日

NYへの旅、幕間

予想だにしなかった長い幕間になってしまった。
NYへの旅の掲示板は、2013年9月22日の日付で中断している。
その翌23日に車の事故に巻きこまれ、右膝の打撲がこじれて手術と入院が続いた。

健康が取り柄の身からすると晴天の霹靂だったが、「膝がよくなったら、旅をする」という目標を、密かに決めた。
病院のベッドに横たわっているときから呼吸を整えるピラティスをし、退院すると「お仕事」と称して温浴とマッサージをするために通院し、その合間には散歩を日課にし、リハビリに励んだ3ヶ月間。

その思いが、2013年から14年の年末年始にかけてインドへの初めての旅となった。それで自信がつき、半年後の7月末から4週間のストラスブール(フランス)滞在の旅に繋がった。その間には国内の短い旅も楽しんだ。

こうして現実の旅が叶えられるようになったのだが、「なにか忘れていませんか」と、内心の声がたずねる。「中断しているNYへの旅日記を始めないとなあ。再開する時期を失ってしまいそう・・・」と答える私がいる。
20014年に80歳の大台に乗った。「傘寿の記録」の意味も込めて、そろそろ幕間を閉じて書こう。

「旅ができることは、心身の健康の証」と言っているのに、確実に、旅に耐えられる心身の状態は下り坂になっている。最近は「これが最後の旅になるだろう」と出かける。旅を終えてしばらくすると、また出かけたくなる。そんな繰り返しで旅を楽しんでいるが、旅日記を書くことがいつまでできるか。新たな問題になっているのだ。

なお、写真の処理が進まないので、とりあえずは文章だけ掲示する。



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