2012年4月9日月曜日

船上生活風景①




【豚丸焼き調理のデモンストレーション】

3月30日(水)旅の11日目
5時半、目覚める。時差があるのに、いつも同じ時刻に起床できるのはどうしてなのか。不思議な習慣?

テレビに映る船の針路を確かめると、右舷側がサウジアラビア、左舷側はエリトリアで、紅海を北上中。陸地を眺めながらの航海は、好奇心を掻き立てる。地図を広げて確かめながら、ノンビリする。

9時半にストレッチに出かけ、その後、クレイジー輪投げやゲームを楽しむ。
エンターテイメントチームのスタッフから、「ミヤーコ」とご指名で、アシスタントを務める。どうやら、アラビアンナイトのベリーダンスで、目立ったらしい。
以後、航海が終わるまで何かと引っ張り出され、姿を隠しても「ミヤーコ」とマイクで呼び出された。

女性に対してサービス精神旺盛のイタリア人男性・ロザリオに気に入られて?、なにかとしつこく声をかけられ閉口する。スタッフも心配して、ロザリオに注意する始末。小柄だから若い娘!と錯覚されたか? まさかね・・・。夫はこれまた呆れて、「うちのカーチャン、よーやるよ」と、笑いっ放しだった。

プールサイドで、豚の丸焼きの調理のデモンストレーションを見学。
すでに朝から3時間半も200度Cのオーブンで焼かれたものが運ばれて、切り分けられる。続いて、カットされた豚肉やドイツ料理で、ビールパーティーが始まる。
これが今日の昼食だ。毎日、どこかの国の料理を見事に飾り付けて供し、その後、ワイワイ、ガヤガヤと食事になる。いろんな国の人との交流を楽しむひとときだ。

5時から日本人のプライベイト・パーティーへ参加。
主催は、今回のクルーズを企画した日本の旅行社(ワールド航空サービス)だ。
キャプテンはじめ上級スタッフ(ホテルマネージャー、ゲストリレーションマネージャー、クルーズディレクター)、日本人乗務員の文子さんが参加。
日本人乗客は少ないけれど、今後の集客の願いもあって、特別なはからいだという。たった16人の日本人の乗客のために、今回のクルーズに日本人の乗務員がいるのも、船会社の配慮だったという。

夜11時から、コスタクルーズの寄港地をイメージしたカーニバル(仮装パー
ティー)があったが、あまりにも眠くて、パス。ヨーロッパ人は夜が強い民族だと思いながら、日本人はおやすみなさいでした。

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