2012年4月23日月曜日

寸劇「インディ・ジョーンズ」に引っ張り出され、気分転換




【寸劇終了後の記念撮影。掌をあげているのがみや。その左がインディ・ジョーンズを演じたロザーリオ】

スエズ運河通峡の1日④ 4月5日(火)

12時。昼食をしながら休憩にしようと、9階の様子を見下ろす。
エンターテイメントチームが動き回って、何人かに話しかけ、寸劇「インディ・ジョーンズ」に出演する10人を揃えている最中だ。

「見つかったらアブナイ」と首を引っ込めたときは、遅かった。目敏く見つけたスタッフが、「ミヤーコ!」と手を振りながら、10階まで走って来る。
強引に手を引かれ、拉致され、得体のしれないケッタイな衣装を着せられ、「言うとおりに動けばいいから・・・」と指示され、舞台に押し出された。

こんなときに乗ってしまうのが私の長所?
それからは、転がったり、死んだり、救い出された王女を囲んで踊ったり。



【インディ・ジョーンズと闘った後、死んだふりをしながら、次のシーンを眺めるみや】

イタリア人のロザーリオは、インディ・ジョーンズに扮したのに、助けた王女よりも、私をだき抱え、このときとばかり親愛の情を示す。
このおっさん、典型的イタリア男性で、乗船以来関心を示していたから、「やるわねえ・・・」と付き合う。
夫は笑い転げて呆れかえり、記念の写真のシャッターを押すのを忘れる始末。



【寸劇のフィナーレの出演者一同。右端がみや。中央後ろ向きがロザーリオ】

女優になった?ので昼食は遅れ、ビュッフェに並ぶ料理は残飯状態だし、休息どころではなかった。だが、たいへんな運動量で、予想外の気分転換になった。

その後は、飲み物とケーキ、果物を何度も取りに行き、お茶をしながら、運河を眺める。
スエズ運河に関心を持つ乗船客が、テーブル上に広げた地図に興味を示し、ゆっくりと覗き込んでいく。中には、何度もやってきて、「どの辺り?」とチェックする人もいる。思いかけず、サロン風の団欒になって、お互いの国や関心事に話題が展開した。

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